今回はついに劇場公開された話題作、『オーバーロード 聖王国編』について、原作小説を熟読した俺が結末・原作巻数・ネイアの運命まで徹底的にネタバレ解説していきます。
検索からこの記事に来たってことは、アインズ様の真の狙いって何なのか、ネイアは最後どうなっちゃうの!?」って気になってる人が多いはずです!
聖王国崩壊の裏で起きた“ナザリックの真実”を、原作準拠で掘り下げていきたいと思います。
オーバーロード聖王国編
見終わったー。話が大きくなってまだまだ先があるんだろうけどどこまであるんだー— じらふは運を呼ぶ💩 (@kirin3_2525) November 5, 2025
Contents
【オーバーロード聖王国編】結末ネタバレ!

平和を謳歌していたローブル聖王国が、突如として魔皇ヤルダバオト(=実はデミウルゴスの偽装)率いる亜人連合に襲撃されるところから物語は始まる。
聖王女カルカ、聖騎士団長レメディオスらが必死に抗うが、ヤルダバオトの圧倒的な力の前に為す術もなく、国は崩壊寸前に!!
最後の望みを託して彼らが助けを求めたのは、忌み嫌っていた“アンデッドの王”、アインズ・ウール・ゴウン。
その交渉の従者として同行していたのが、後に信仰の象徴となる少女ネイア・バラハだ。
クライマックスでは、アインズ様がヤルダバオトとの決戦で敗北し死亡したという報せが流れる。
だがこれは全て彼自身の仕組んだ演技。
デミウルゴスの計画を理解していないまま完璧な王を演じ続けた結果の、壮大なマッチポンプだ。
実際には、アインズは死を偽装して、ナザリックの部下たちの反応を試す“訓練”をしていただけだったのです。
その後、見事に復活して再びヤルダバオトを撃破し、聖王国の民の前で奇跡の英雄として神格化される。
つまり胃痛に悩む勘違い王が、結果的に“神”になるという最高に皮肉な最後となりました。
【オーバーロード聖王国編】原作何巻?

この聖王国編は、原作小説 オーバーロード・第12巻聖王国の聖騎士(上) と第13巻聖王国の聖騎士(下) に収録されているエピソードです。
アニメの時系列で言うと、第4期の7〜8話の間にあたる物語で、テレビ放送では描けなかった過激な描写や政治的駆け引きがたっぷり詰まっています。
映画版ではこの2巻分の内容を一挙に映像化しており、“勘違いと狂信が交錯する傑作編”として原作ファンからの支持も厚い。
【オーバーロード聖王国編】ネイアはどうなる?

もう一人の主役、ネイア・バラハの運命、最後はどうなるのでしょうか・・・
彼女は戦いの最中に重傷を負い、一度は命を落としてしまいます。
だが、アインズ様の《真なる蘇生》によって奇跡的に復活!!
その経験を経て、彼女の中でアインズ様は絶対的な正義へと昇華されます。
ネイアはアインズへの盲信を深め、戦後には“顔なしの伝道師”として聖王国北部で新興宗教を立ち上げる。
その教義は努力しない弱者は悪という、現実を突きつける過激な思想。
だが結果的に、彼女の信仰が聖王国の再建を導いていくことになります。
アインズ様はそんなネイアの存在を知らず、目つきが怖い子だったけど、俺のこと嫌ってたのかな……?と本気で思い込んでいるのがまた笑えるポイントだ。
この章の魅力は、アインズ様の“勘違い英雄譚”とネイアの狂信的成長譚が同時に描かれている点。
どちらも善意がすれ違い、皮肉な結果を生む構造になっており、オーバーロード特有の残酷さ×ユーモア×皮肉が最高のバランスで炸裂しています。
【オーバーロード聖王国編】結末ネタバレ!原作何巻で最終回にネイアはどうなる?まとめ

映画『オーバーロード 聖王国編』の原作は小説12・13巻です。
アインズ様は“死を偽装して英雄になる”という勘違いの神化!
ネイアは“蘇生の奇跡”を経て、アインズ狂信者として新たな信仰を築いていきます。
聖王国は滅びず、“ナザリックの影響下で再生”するという皮肉な結末でした。
つまり聖王国編は「胃痛の王」と「狂信の聖女」が生み出した、最高のダークファンタジー劇場版。
映画を観た人も、これから観る人も、ぜひ原作12巻・13巻でこの“狂気と信仰の物語”をもう一度味わってくれ!


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