今回は、椎名林檎とももの【もも】って誰か、水の泡でチャラン・ポ・ランタを選んだ理由も解説します。
2025年の紅白歌合戦で話題を集めていた、椎名林檎さんと“もも”さんのユニット。
独特な世界観を持つ二人が披露する楽曲『ほぼ水の泡』には、どんな魅力が詰まっているのでしょうか?
この記事では、椎名林檎とももの【もも】って誰なのか、水の泡でチャラン・ポ・ランタを選んだ理由も解説していきます。
そのアコーディオンは椎名林檎さんの
去年ツアーに帯同していた佐藤芳明さんの曲だよ😄
チャランポランタンのももちゃんのお姉さんの師匠が作った曲👍— ヒサ (@hisao0903) January 10, 2025
Contents
椎名林檎とももの【もも】って誰?
2024年の第75回NHK紅白歌合戦で、大きな注目を集めていたひとつが『椎名林檎ともも』の初出場です。
独自の世界観と数々の個性的アーティストとのコラボレーションで知られる椎名林檎が、チャラン・ポ・ランタンのボーカリスト・ももとタッグを組む異色の組み合わせでした。
チャラン・ポ・ランタンとは?
チャラン・ポ・ランタンは、アコーディオニストの小春とボーカリストのもも(松永もも)による実姉妹ユニットです。
2009年の結成以来、シャンソンやバルカン音楽、スカなど、様々な音楽ジャンルを織り交ぜた独特の世界観で注目を集めてきました。
姉の小春は7歳でアコーディオンを始め、第3回JAA国際アコーディオンコンクール中学生の部で3位入賞を果たすなど、早くから頭角を現した実力者。
2006年には17歳で東京都公認の大道芸人(ヘブンアーティスト)音楽部門のライセンスを取得し、2008年には海外進出も果たしています。
ユニット結成のきっかけは、小春が歌詞付きの楽曲を手がけた際、実家でヒマそうにしていた妹のももをボーカリストとして誘ったことだった。この何気ない出会いが、後の大きな転機となったそうです。
ももの多彩な才能とは?
1993年4月9日生まれのももは、チャラン・ポ・ランタンのボーカリストとしての活動に留まらず、女優としても活躍。
2021年9月からは合同会社ゲシュタルト商会の代表取締役福社長も務めている。
星野源さんと新垣結衣さん主演のドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』のオープニング曲である『進め、たまに逃げても』での活躍もありました。
日常の機微を描いた歌詞とドラマの世界観が見事にマッチし、多くの視聴者の心を掴んだのは記憶にあります。
アーティスティックな家族環境
ももと小春を支える家族の存在も大きなものだったそうです。
父親のまつなが かず氏と母親のまつながあき氏(現 Aki Takechakoff)はともにイラストレーターで、ステージ衣装は母親と祖母がデザイン・製作に協力しています。
芸術的な感性は、まさに家族の血を通じて受け継がれているといえるでしょう。
椎名林檎とももの異色のコラボレーションは、両者の独特な個性が化学反応を起こし、新たな音楽の可能性を切り開くことが今後も期待されています。
紅白歌合戦での2人のパフォーマンスは、2024年の音楽シーンに大きな足跡を残すことになりました!
椎名林檎が水の泡でチャラン・ポ・ランタを選んだ理由も解説!
椎名林檎がももと組むことになったきっかけは、もものライブパフォーマンスとの衝撃的な出会いにありました。
椎名林檎は
初めてももさんをライブで拝見したとき、紅白歌合戦の大トリみたいだと思いました
と語り、その圧倒的な存在感に魅了されたという。
その感動は楽曲『ほぼ水の泡』として結実。
古き良き時代のキャバレーの雰囲気と阿波踊りが融合した独特の世界観の中で、ももの豊かな表現力が存分に発揮されていました。
林檎さんの楽曲には、常に“物語性”が宿っています。
その中で、ももさんの透明感と力強さを兼ね備えた歌声が、今回のテーマにピッタリだったようです。
紅白歌合戦に向けた制作秘話とリハーサル
『ほぼ水の泡』は、今回の紅白歌合戦のために特別に制作された楽曲です。
この楽曲が誕生した背景には、林檎さんならではのこだわりがありました。
制作期間中、林檎さんとももさんは数回の対面セッションを行い、曲のテーマや歌詞について深く話し合ったそうです。
楽曲のテーマは“儚さと力強さの共存”。
林檎さんが持つ“儚さ”を象徴するメロディと、ももさんの力強いボーカルが見事に融合した一曲です。
リハーサルでは、細部に至るまで演出にこだわり抜いているとのこと。セットのデザインには和の要素が取り入れられ、背景には美しい水の投影が用意されていました。
楽曲『ほぼ水の泡』の歌詞と世界観
『ほぼ水の泡』は、タイトルからも感じ取れるように“儚さ”が大きなテーマになっています。
歌詞の中には、こんなフレーズが含まれています。
“揺らめく光の中、掴みたいものは消えていく…”
この一節からも、何かを追い求めながらも、それが叶わないもどかしさや美しさが伝わります。
林檎さんは“儚いものこそ美しい”という考えをこの曲に込めており、それを表現するためにももさんの声が選ばれました。
曲全体を通して、浮世離れした幻想的な雰囲気が漂っています。
演奏アレンジにはチェロやハープが取り入れられ、楽器の音色自体も“水”を連想させるものが選ばれています。この緻密な音作りも林檎さんならではです。
まとめ
今回は、椎名林檎とももの【もも】って誰か、水の泡でチャラン・ポ・ランタを選んだ理由も解説してきました。
椎名林檎さんとももさんがタッグを組む『ほぼ水の泡』は、紅白歌合戦で間違いなく注目を集めるパフォーマンスとなっていましたね。
最後まで、椎名林檎とももの【もも】って誰か、水の泡でチャラン・ポ・ランタを選んだ理由も解説をお読みくださりありがとうございました。
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